「できなかったことが、できるようになる!」、この成功体験を、しっかりと子ども自身が体感するために、IT自由研究室が心がけていること。
それは、
「今、できていること」を本人と確認すること。
そしてさらに、
「じゃあ、次にこんなことできると、いいよね!」と本人と次のステップを共有することです。
昨今のさまざまなツールは、意外と簡単にいろいろなものが作れてしまいます。パパッパ~と作ってお終い、となってしまうと、自分自身で「何ができて、何が工夫したことか」など、すぐに忘れてしまいます。そのため、一回一回、しっかりと振り返りをすることが重要です。
子どもたちはPCを目の前にすると、すぐに手を動かし始めてしまいますが(* ´艸`) 「ちょっと待って~~、先週までさぁ~」と声をかけて、少しだけ振り返りをしてからスタートします。
毎回、先生たちは全員の「今日の目標」を設定して、教材をチョイスしてみんなをお迎えしています。
達成できたら、次は何ができるか、子どもと一緒に考えます。
これが、子どもたちが「成長」を体感できる鍵であり、私たちが大切にしていることです。
現代社会では、ほとんどの日常生活品にコンピュータが内蔵されています。もちろん携帯電話もです。そして皆さんが毎日使っている電車のICカードや自宅の玄関カードキーもコンピュータです。
日々日々、特に何も意識することなく生活していますが、それら日常生活に欠かせないモノたちを動かしているものが「プログラミング」です。(コンピューターを人間が思うように動かすための指示がプログラミングです。)
そして、この社会の流れは今後もどんどん加速していき、プログラミングの重要度は今よりもグンと高まることは間違いありません。
例えば、こんな話がよくあります。近い将来、完全自動運転が実現すると、苦労して運転技術を身につける必要はなくなります。コンピューターへの指示の出し方を知っていれば動くからです。道に迷うこともなくなるでしょう。
料理や語学も同様です。今後はコンピューターへの指示を知っていればいい時代がやってきます。
そういった点で、これからの社会ではプログラミング原理を知っていることは基礎知識となっていくでしょう。そのためにも小学生のうちにその原理を学ばせておくことがもとめられてきています。
これが、小中学校で(2022年からは高校でも)必修化された社会背景です。
といっても、小中学校の義務教育でプログラミングが必修化になったといっても、それはプログラマー人材の育成を目的にしている訳ではありません。
プログラミングを覚えることがゴールではなく、あくまでプログラミングの原理を知ること、そしてそれを応用していける人材を育成してくことが目的となっています。
けれども、今現在はどうしてもプログラミング「を」学ぶことに意識がいってしまっています。新しい学習指導要領ですし、まだまだ発展途上中のカリキュラムだから致し方ありません。けれども、この状況が続くと(プログラミングの)コードを覚えることに必死になってしまう危険性もあるのではないかと、一部の有識者たちは懸念していますし、私どもIT自由研究室も同じ考えを持っています。
プログラミングはあくまで「手段」です。
プログラミング『を』学ぶのではなく、
プログラミング『で』何を学ぶか?が重要です。
それでは、プログラミング「で」何を学ぶということなんでしょうか?
世界中の教育関係者や研究者がたどりついた答えは、「創造力」と「論理的思考力」です。
(この考えに異論のある人はほとんどいないでしょう。)
「創造」した事柄を実像で表現するのに最適なのがITツールであり、
「創造」によって作られたものが正しく動くか動かないかを「論理的」に考えて明確に答えが出るのがプログラミングです。
だから、プログラミング「を」学ぶのではなくて、プログラミング「で」何を学ぶかが重要なのです。
そして、そのための教育として世界中で小学生年代からプログラミングを学ぶことがスタンダードになってきています。
ちなみに、DEGIMOではその「創造力」と「論理的思考力」同じように重要だと思う力に「表現力」を加えます。
これからの世の中では異なる価値観と意見を持つ多様な人たちが集まった社会で生活していく必要があります。
そうした社会で求められることは、多様な意見から最も良いと思われる解決策を見出し、そしてそれを大勢に説明する力です。すなわち、伝える力を持つことが大きな武器になっていくと考えているからです。
長くなりましたが、プログラミング教育の低年齢化の背景には、このような事があります。
そして、根本的にこれからの世の中に必要なのは前述した「創造力・論理的思考力・表現力」の根底を支える「考える力」になります。
「考える力」を育む学びの重要性は世の中で議論されて久しいですが、まだまだ試行錯誤の途中なのだと思います。
IT自由研究室でも、日々試行錯誤中です。
しかし、一つだけ大切にしていることがあります。
それは、子どもたちは元々「考える力」を持っているということ。
だから、「考えろ~!」ではなく、何をどう考えているのかを引き出していく事をより重視していこうと思っています。
私も親として、「もっとちゃんと考えて」と思い口に出してきたことが多々あります、、、笑)
けれど、ある時息子が「ちゃんと考えているけど、何と言っていいかわからないからちょっと待って」と言いました。
いや~~~~、ハッとさせられました。
(そうだよね~~~、そうだ、ちゃんと考えているんだ)
とかく、「考えて~」とい言葉を使ってしまいがちですが、
私はこの一件以来、「どう思った?」と聞くか、無言で息子が話すのを待つかにするようにしました。
またまた長くなりましたが 笑)
うちの息子に限らず、子どもたちは元々「考える力」を持っている。
それを、どう育むか。(むしろ、大人も一緒に考えて一緒にどう成長するか、ですね)
IT自由研究室では、プログラミングツールを使いながらそこにフォーカスして子どもたちと一緒に学んでいきたいと思っています。
IT自由研究室が考えている、「考える力をひきだす」カリキュラム。どんな内容か是非一度体験してみてください。